商品の棚が空かないので仕入れができなくなる、という悪循環に陥るわけである。「だから、ある程度の規模を持った店の“数のメリット”というのが、やはりあると思いますね。それだけ品揃えされていると、お客さんからすれば選べるというメリットがあるわけだから。行っても品物がないとわかっている店に、わざわざ足を運ばないですよ」それから、ネットオークションなど流通経路が拡がり、客層のすそ野も広がったが、中古カメラのマーケット規模そのものは、それほど拡大していない、という状況が一方にはある。要するにパイの食い合いの結果、規模の大きな店、販売戦略・戦術に長けている店は儲けも大きく、拡張路線をたどっている。そういう状況がいま、どんどん進んでいるのだという。いずれにしても、中古カメラを扱うリサイクルショップの店は、少しずつ淘汰・整理される時期に入ってきているのかも知れない。では、生き残るにはどうすればいいか。この分野ならほかの店には負けないという、専門店としての特徴を出すか、店舗規模をある程度大きくすること、とKさんは見ている。
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